2018年03月19日

失敗から学ぶ!美容室の開業で失敗しない準備の進め方・流れ・手順

近年、美容室の数は右肩上がりで増えています。また同時に美容室の倒産件数が増えている現実もあります。つまり、生まれては消えるといった状況になってきています。

(厚生労働省の統計では2016年の美容室の数は243,360件、前年より3,061件増です。)

美容室の数を調べました!全国・都道府県別・都市別・推移グラフ / 美容室ビズ

ということで今回は、美容室開業での失敗事例を元に、失敗しない進め方・準備の流れ・手順をお伝えしたいと思います。

美容室開業を目指している美容師さんはぜひ参考してみてください。

美容室開業の失敗事例から学ぶ、失敗しない準備の進め方・流れ・手順

失敗1. ターゲット顧客を明確にしていなかった

美容室の経営で失敗する多くの人は、ターゲット顧客(客層)を選定することの重要性を理解していません。で、失敗すべくして失敗している人がほとんどなのです。

ターゲット顧客(客層)を選定するのはマーケティング戦略の基本のキです。

美容室を開業すると決めたら、まず最初にターゲット顧客を選定することからはじめましょう。開業資金とか物件とかを考えるのはそのあとです。

▼ 美容室の開業で進める順番

  1. ターゲット顧客を選定する。
  2. ターゲット顧客が利用したくなるサービスを考える。
  3. ターゲット顧客が利用してくれる価格帯を考える。
  4. ターゲット顧客を集客するにはどのエリアがいいのか考える。
  5. 気になるエリアの物件相場を調べる。
  6. 開業資金がどれくらい必要か考える。
  7. 必要な資金を調達する。
  8. ターゲット顧客がアプローチしやすい物件に決める。
  9. ターゲット顧客に最適化した店舗をつくる。
  10. 各種届け出をする。

すべてはターゲット顧客を基準に考えることが重要であることを理解しましょう。

(ターゲット顧客を軸に一貫性のある最適化を進めていくことが重要。)

また、ターゲット顧客を決めたら、すぐに同時並行で集客対策(プロモーション)をしていくことも重要な開業準備になります。

集客対策・広告については以下の記事を参考にしてみてくださいね。

オープン前から集客対策は必須!失敗しない美容室の開業・広告の流れ / 美容室ビズ

失敗2. 場所・立地・物件選びが悪かった

物件を選ぶ際のポイントは以下になります。

  • ターゲット顧客がアプローチしやすい物件に決める。
  • 夜間人口・昼間人口を考慮する。(勤務・通学など人の動きを考慮した人口)
  • 駅やランドマーク(多くの人が認知している建物など)からの時間距離
  • 路面店(通りに面する1階の店舗) or 空中店舗(ビルの2階以上の店舗) どちらを選ぶか
  • 近隣の競合店

これらはすべて重要なポイントなのですが、この中でも特に意識したいのが、駅やランドマークからの時間距離と、路面店 or 空中店舗 どちらを選ぶかということです。

今の時代、ネットからの集客がメインになるので特にこの2つはポイントかなと感じます。

例えばネットで探す場合、路面店と空中店舗は大差ありません。しかし実際の家賃は、路面店は高くなります。(通りに面している分の広告費が含まれているため。)

またネットで探す場合、実際の場所がどこにあるのかということよりも、駅やランドマークから何分かかるのか?という時間距離のほうが重視される傾向があります。

(まず最初に時間距離で絞り込まれる。)

そのため、駅やランドマークのすぐ目の前の場所も、徒歩5分の場所も大差ないですが、時間距離があまり遠くなりすぎると、選択肢から外れるので注意しましょう。

今の時代の物件選びは、ネットからの集客を考えて、家賃と広告費のどちらに投資するべきか?という判断をしていくことが重要です。

で、基本的にはネットからの集客をメインに位置づけて、アクセスしやすい時間距離の範囲で、できるだけ家賃の安い物件を選ぶことをオススメします。

(開業資金を抑えることができる。広告費に投資できる。広告費は状況に応じて変動させることができる。といった利点があります。)

ネット時代の店舗経営は、立地よりも広告で勝負!美容師独立ノウハウ | bizpow(ビズポ)

美容室の物件選びで注意すべきポイントとは?(前編) | 店舗デザイン・内装設計工事はLargoへ

失敗3. 店舗内装費に資金を使いすぎた(運転資金・広告費を確保していなかった)

自分のお店をつくることが夢だったりすると、いろいろ内装や設備にこだわりたくなりますよね。お気持ちはよくわかります。

でもちょっと冷静になってください。テンション上がったまま投資してくのは危険です。

美容室の経営には運転資金・広告費が必要です。店舗内装費だけに開業資金を使いすぎると、資金ショートがみえています。

まずは集客できなければお客さんに喜んでいたくこともできません。そして赤字が続くと潰れます。そのため、優先するべきは集客するための広告費です。

また、軌道に乗るまでの運転資金も確保しておかなければいけません。開業資金の使い方は、冷静に費用対効果で判断することが重要です。

開業時に店舗内装や設備を決めるときは「集客に貢献してくれるのか?」ということを判断基準にしましょう。

まずは集客に貢献する要素だけに投資する。そして、軌道に乗ってきたらお客さんの満足度を上げるための投資をしていくのが基本的なセオリーです。

失敗4. オープン前からプロモーションしていなかった

美容室の開業で失敗する多くの人は、お店をオープンしてから集客しようとしています。オープンしてから集客対策をはじめるのはリスクが大きいことを理解しましょう。

今の時代、そんな危険な勝負をしなくても、ネットを活用すれば低予算で集客できる状態をつくってから、お店をオープンすることができます。

リスクを減らすためにも、集客対策はオープン前からはじめましょう。

オープン前から集客対策は必須!失敗しない美容室の開業・広告の流れ / 美容室ビズ

失敗5. お客さんがついてこなかった

独立をする美容師さんは、指名客(リピーター)がたくさんいる方がほとんどです。

でも、独立開業してお客さんがついてくるとは限らないのでご注意ください。実際には、8割ほどのお客さんがついてくる場合もあれば、ほぼすべてのお客さんを失う場合もあります。

前のサロンの近くに開業するからといって、お客さんがついてくると過剰に期待することは止めましょう。過剰な期待はとても危険です。

(前のサロンの近くでも、予想以上に失客することはよくあります。)

お客さんは、ついてこなくてあたりまえ、ついてきてくれたらラッキー程度に考えておきましょう。過剰に期待せず新規客を集客する対策をしておくことが重要です。

失敗6. ホットペッパービューティーだけしか集客経路を考えていなかった

ホットペッパービューティーは、競合が集まる戦場であり激戦区です。なんの戦略もなく飛び込んでいくのは自殺行為であると考えましょう。

ホットペッパービューティーに掲載すれば、集客できるといった安易な考え方はとても危険です。集客できても費用対効果が悪ければ維持できません。

で、費用対効果を維持しようと料金プランを下げると、今度は集客数が減ります。

他の集客経路をつくっておらず、ホットペッパービューティーで思ったように集客できなかったら、地獄の経営状態に突入していきます。

ホットペッパービューティーは、格安サロンと相性がいいメディアであるということを理解しましょう。価格競争をしたくないサロンにとっては相性がよくありません。

価格競争をしたくないのであれば、ホットペッパービューティー以外の集客経路もつくることがとても重要です。

(価格競争で生き残るのはとても難しいので、価格競争はオススメしません。)

美容室がホットペッパービューティーで集客するコツ・攻略する方法 / 美容室ビズ

まとめ

失敗事例をみると美容室が潰れる原因は集客できないからということがよくわかります。実際、いろんな問題があっても、集客できれば簡単に潰れることはありません。

美容室の開業で失敗したくないのであれば「どうやれば集客できるのか?」ということを最優先として考えてください。

そして、指名客がついてくることへの過剰な期待や、ホットペッパービューティーで集客できるだろうといった安易な考え方はとても危険なので止めましょう。

失敗する人の多くは、過剰な期待や安易な考え方で潰れていきます。一方、成功する人は、過剰な期待や安易な考え方をせずにリスクを考えて、きちんと正しい努力をしています。

集客するためにはマーケティングがとても重要になるので、美容室開業を目指している美容師さんは、ぜひマーケティングを真剣に勉強してみてくださいね。

マーケティングを勉強すると、どうやれば勝てるのかがみえてきて、失敗のリスクを大きく減らすことができます。

ちょっと余談ですが、プロ野球監督の名将・野村克也さんは「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。」と仰っています。ホントその通りですね^^

(野村さんは平戸藩9代藩主で剣豪だった松浦静山の言葉を引用したみたいです。)

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